初の自社太陽光発電所を建設中です!-経過❶-

太陽光発電事業に携わって10年ほどになりますが、ようやく自社所有の小規模発電所を取得しました。

2021年11月より建設を開始し、2022年2月現在もほぼ完成間近ですが建設中。

HPが出来て初のトピックス記事にぜひ書きたいと考えていたのでようやく記事にすることができました。

これから発電所取得を検討されている方にも参考になればと思います。

また、自社発電所だからこそできる発電効率の実験メンテナンス技術を高めていくことにも活用したいと考え、

今後そのような内容も少しずつ記事にしていきます!

取得までの経緯

発電所を所有したいと考えつつ、これまでもそのような話が出たり消えたりしていました。

しかしこのコロナ禍が始まり会社として色々と考える必要と時間が生まれたことがきっかけとなり、

思い切って融資を受けて取得に向けて動き出しました。

以前施工のお仕事をいただいた太陽光発電物件を取り扱っている会社の方に予算と希望の物件所在地を伝え探してもらい、

北海道石狩郡にて本物件を購入する運びとなりました。(会社から車で約1時間の距離)

そもそも太陽光発電所とは!

取得にあたってざっくりとした知識はあったものの、細かい部分は不明瞭だったため太陽光発電の仕組みや売電価格などについても

勉強するいい機会となりました。

『太陽光発電』『ソーラーパネル』と聞くと、大半の方は住宅の屋根に設置するものをイメージするのかもしれませんが、

当社は主に野立て(広いゴルフ場跡地や農地跡に建設)をメインに設置工事しておりましたので

写真

このようなイメージで売電して収入を得る”投資案件"としてのイメージでしたが、『太陽光発電』は主に3種類。

  • 家庭用(10kwh未満)
  • 産業用低圧発電所(10kwh以上50kwh未満)
  • 産業用高圧模発電所(50kwh以上)

また個人や一企業ではあまり縁がないですが『メガソーラー(1,000kwh以上)※自治体や大企業が主に所有』もありますね。

出典:JPEA

各発電量によってルールや買取価格などが異なり、当社が取得したのは産業用低圧発電所となります。

産業用低圧発電所にした理由

こちらについては単純に、資金的にこれしか選択肢はありませんでした。

もし資金があって数年前(買取価格が今よりも高い)であれば確実に「高圧」を購入していたことでしょう。

といえるほどに投資としては魅力的な案件でしが・・・

現在の買取価格は下落し、あらゆる場所に太陽光発電所が建設されたため国としても投資目的としての発電所は飽和状態となってきて

いるようです。ですので今から投資目的で購入する場合には、入念に回収年数などのシュミレーションを行いメリットがあるか確かめ

ることをお勧めします!

このあたりについては別記事で詳しく書きたいと思います!

当社物件の予想回収年数

購入前に20年収支のシュミレーションをいただき、それによると回収年数は12年

固定価格買取制度は20年の契約になるので、13年目からようやく収益となります。先が長いですね・・・・!!

売電開始の時期は・・・?

現在ほぼ工事は完了し、あとは「北海道電力」さんの電柱設置と電線への接続、契約開始の手続き待ちといったところです。

当初予定では今月(2022年1月)から売電開始の予定でしたが、遅れています。

この後無事に売電開始できるのでしょうか・・・!?

また開始されたら記事にしていきたいと思います。

大雪のため運用開始前から雪に埋まっている状態・・・

引き続き、当社をよろしくお願いいたします!